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【タイ】タクシーの料金相場や注意点は?現地で培った「ぼられない方法」も一挙解説!

【タイ】タクシーの料金相場や注意点は?現地で培った「ぼられない方法」も一挙解説!

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現地を移動する際、欠かせないのがこのタクシー。カラフルな車が目を引くタイでは、現地人の足として最もポピュラーな手段となっています。日本と比べ運賃はかなり安く、また公共交通機関よりも快適です。そこで、この記事ではタクシーの乗り方や料金相場などを一挙解説。さらに、現地で培った「ぼったぐられない方法」も公開します。

メータータクシーの料金相場

タイのメータータクシー初乗り料金は、一律「35THB(約120円)」です。渋滞の無い道路を全速力で20~30分程走ったとしても、料金は大抵1,000円前後に収まります。また、タクシーの色によってグレードや料金は変わりません。

一方、メーターを使わないタクシーの場合は料金交渉が必要です(タイではメーターを使わないタクシーは原則違法です)。料金相場に詳しい人は交渉するのもアリですが、初めてタイに来る人は基本的にメータータクシーを選びましょう。

※交渉してタクシーに乗ると高くつくイメージがありますが、場合によっては安くなるケースもあります。

運賃の算出目安

初乗り(~1km):35THB

1~10km:1km毎に5.5THB(19円)

10~20km:同6.5THB(22円)

20~40km:同7.5THB(26円)

40~60km:同8THB(27円)

60~80km:同9THB(31円)

80km以上:同10.5THB(36円)

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タクシーメーター

高速道路を使う場合は先払い

タイでは、タクシーで高速道路を使う際、前もってドライバーに料金を支払います。高速道路の料金は区間によって異なりますが、大抵バンコクで支払う料金は、20THB(約70円)、50THB(約170円)、70THB(約240)のどれかです。

高速道路を使ってほしい場合は、タクシードライバーにその旨を伝えましょう。「ハイウェイ、プリーズ」などと言うと、大抵のドライバーは素直に応じます。反対にドライバーの方から、高速道路を使うかどうか尋ねてくるケースもあります。

※ドンムアン空港からバンコク中心部までは、高速道路が2区間あります。料金は50THBと70THBで、タクシーに乗る際ドライバーへ120THBを手渡しましょう。また、空港から市内行きのプリペイドタクシーは、料金に加え、50THB程のチップを上乗せします。

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高速道路料金所

タクシーのぼったぐられない乗り方

なるべく現地人と同じ様にふるまうことが、タイでタクシーにぼったぐられない秘訣です。以下では、吹っ掛けられないための3原則をお教えします。

①呼び込みのタクシーは避け、流しのタクシーを拾う

路肩に車を止めて呼び込みをしているドライバーは、大抵メーターを使いません。料金交渉では吹っ掛けてくる可能性が高いので、避けた方が無難です。たとえ急いでいたとしても、なるべく流しのタクシーを拾いましょう。

※空車のタクシーは、フロントガラス右下に光る赤いランプが目印です。

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空車のタクシー
②タクシーを止める際は、手を下に

日本ではタクシーを拾う際に手を挙げますが、タイ人は手を下に伸ばします。上に挙げてもタクシーは止まりますが、ドライバーによっては"慣れない旅行者"と捉え、料金を吹っ掛けてくるかもしれません。

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タクシーを拾う乗客
③行き先を伝え方ははシンプルに

ドライバーに行き先を伝える際は、「I want to go to ~」や「Take me to ~」などと英語でダラダラと話すのではなく、サクッと行き先を伝えます。変に英語で話しかけると吹っ掛けられる可能性もあり、またドライバー側の方も面倒くさがります。

そして、そんな時に役立つのが以下のタイ語です。

「ไป(パイ)+(目的地)」=「(目的地)へ行きます」

簡単なタイ語なので、大抵のドライバーは理解して、目的地までスムーズに連れていってくれます。せっかくのタイ旅行、現地の言葉でやりとりしてみてはいかがでしょうか?

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タイのブルース・リー

※人気YouTuber, TJchannnelも参考に。

www.youtube.com

ラッシュ時のタクシー利用は避けましょう

慢性的な渋滞に悩まされているタイの首都バンコク。土日にもかかわらず、午前7~10時の出勤時と午後4~7時のラッシュアワーは、道路が車で溢れます。特に、バンコクの大動脈スクンビット通りでは、一度渋滞にはまると中々抜け出せなくなり、場合によっては徒歩の方が速いことも。ラッシュの時間はタクシーを利用せず、BTSなどを使いましょう。

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バンコクの大渋滞

タクシーに乗る際の注意点

①細かいお金は常に持参すべし

タイのタクシードライバーのほとんどは、500THBや1,000THBを渡すとお釣りを返すことができません。なるべく少額の紙幣などを用意して、タクシーに乗り込みましょう。

大きな紙幣しかない場合は、乗る前に近くのコンビニで崩すことをオススメします。

②意思の疎通ははっきりと

(最近は減りましたが)料金交渉のタクシーを降りる際、最初に折り合いが付いた料金よりも高い額を求めるドライバーがまれにいます。この場合は、最初に言われた額のみを必ず渡し、そそくさとタクシーを降りて下さい。

また、乗る際の優柔不断な料金交渉はトラブルの原因です。乗ると決めたのであるならば、目的地と料金はドライバーとはっきりさせましょう。

③あやしい店に連れて行こうとするドライバーも

最近はあまり見かけませんが、目的地を告げたにもかかわらず、怪しい夜の店へ強引に連れて行こうとする悪質ドライバーもいます。もし、そういったドライバーに当たってしまった場合は、"お金は払わず"すぐに降りましょう。

今後乗せる旅行者にも同じことをするかもしれないので、料金をせびられたとしても絶対に払ってはいけません。

④メーターは必ず確認

(自身は被害にあったことはありませんが)ドライバーの中には、回転率を高めるためにメーターを不正に細工する者がいます。あまり神経質になるのは良くないですが、こうした被害があることは頭の片隅に置きましょう。

また、メータータクシーを利用する際は、乗車直後にボタンを押したかどうかを必ず確認して下さい。

⑤車のドアは強く閉めないこと

タイのタクシードライバーは、日本人が普段車のドアを閉める強さで閉めても、強いと感じることがあります。半ドアにならないよう、車のドアはそっと閉めてあげて下さい。

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カラフルなタイのタクシー

タイのタクシーあるある

①ドライバーから話しかけられてると勘違い

タイでは、ドライバーが携帯で話しながら運転する光景は日常茶飯事です。最近は、マイク付きのイヤホンやワイヤレスイヤホンをつけながら運転するドライバーが増えたので、自分に話かけているのかと勘違いすることが多くなりました。。。

②乗るも渋滞にはまり、路上で降りる

とにかく朝夕のバンコクは渋滞がひどいです。このため、BTSなどが近くにある場合、そのまま路上で降りることがしばしばあります。

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(情報は2020年1月)